リコーから発売されたガーメントプリンターを使ってみました。
感想は「画質はそこそこだけど、作業時間がかかりすぎる」と感じました。
作業手順は
1.印刷データをパソコンのソフト取り込む
2.Tシャツの印刷位置にマーキング。フリクションペンを使っていた。
3.印刷用カセットにTシャツをセット
4.シワ延ばしプレス30秒
5.Tシャツに印刷開始
6.印刷後は仕上げプレスを3分して完成
ワンオペで作業したとして、1時間にA4を6面程度の生産効率との話でした。
8時間作業しても48面・・・生産枚数が少ないため、印刷専門の業者が導入するにはキビシイですね。
プリンターとプレス機の合計が40万円未満と手頃なので、写真店や洋服屋などが導入して
「簡易印刷サービスを売りにする」
といったビジネスモデルにはには向いているでしょう。
RICOH Ri 100のポイントをざっくり書くと
●印刷はA4サイズが最大
●1面の印刷工程は10分程度
●シワ延ばしプレス30秒、仕上げプレスは3分
●印刷可能な生地の厚さは4mm以下。Tシャツや薄手のエコバック、パイル地の薄手のトレーナーに印刷可能。
●パーカーはフードがあるため、印刷用カセットに設置できない可能性がある。
●綿100%、混合綿50%以上に印刷可能。
●標準の印刷モードではコントラストは弱め。若干コントラストを上げて印刷するとちょうどいい。
●濃色生地には印刷不可。※印刷は出来ても色が沈んでしまう。
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